8月 17th, 2015

朗読ミュージカル「山崎陽子の世界」秋の公演のお知らせです。

皆様、大変ご無沙汰してしまいました。この夏は本当に暑い毎日でした。いかがお過ごしでいらっしゃいましたか?秋深まる11月12(木)13(金)の東京公演のお知らせをさせて頂きます。「山崎陽子の世界」が始まって今年で25年目を迎えました。平成13年度文化庁芸術祭大賞を受賞した時、審査員の先生からこの「山崎陽子の世界」は作者・出演者・制作・司会にいたるまで全て女性であることが大変珍しいとおっしゃって下さいましたが、今回の出演者に男性がお一人いらっしゃいます。劇団四季ご出身で現在いくつものお芝居にかけもち出演されているベテラン、光枝明彦さんです。演じて頂く作品は「茜の空ふたたび」今回二回目ですが、余りにも再演の呼び声が高くご希望にお答えしての演目です。涙と共に誰もが主人公の幸せを願う、心からほっこりする作品です。新作「白檀の扇子」は東直子さんの「とりつくしま」が原作です。原作名からして不思議感が漂いますが、朗読ミュージカルに形を変えても演じる上原まりさんの巧みさでその奇妙な雰囲気を残したまま、脚色・山崎陽子さんの手中に収まれば、あちらの世界にいっても、希望と楽しみ、慰めがあると信じられる・・とてもステキなお話になっています。チラシをご覧になって、あらっ、案奈淳さんお久しぶり!とお思いになられた方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。お忙しいお仕事をセーブされていても「山崎陽子の世界は是非出たい」とおっしゃって下さり、”何度お稽古しても「24ページのアルバム」は泣いてしまうわ・・”と。哀しみ、喜び、感動の涙にご期待下さい。「ひとりも愉し」の森田克子さんは子どもでもお年寄りでもどんな役柄を演じても、おかしみやかわいらしさがにじみます。その通底には森田さんの言葉の”山崎陽子の世界はお稽古するたびに浄化されていく”という思いにつらぬかれているからなのでしょう。どんな舞台でも舞台に立つ方は激しいお稽古をなさるものなのでしょうが、「山崎陽子の世界」のご出演者の皆様はどなたもがそうなさりながら、さわやかに素敵に演じて下さいます。まさに”大人の上質な舞台”です。是非ご覧下さい。皆様のお越しを心からお待ちしております。                                                               中條秀子

by 中條 秀子 | Posted in 未分類 | » |

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