2月 28th, 2015

「山崎陽子の世界」はひとつのビデオから・・・

今はもうほとんど姿を消したビデオですが、25年前に初めて出会った「山崎陽子の世界」はそのビデオの中にひっそりとありました。当時はまだ「山崎陽子の世界」という名前もついていない生まれたばかりの赤ちゃんでした。初々しい見たことも聞いたこともない新鮮な魅力に満ちた世界・・・赤ちゃんのつぶらな瞳、美しい皮膚、かわいい笑顔。ほほえまずにはいられない幸せと共に、正反対に私の心になにかの塊がどっしりと落ちて、その重みにいてもたってもいられない気持ちになりました。一種の興奮状態だったのです。オーヘンリー原作、山崎陽子脚色、小川寛興作曲「善女のパン」演者の森田克子という人を初めて知った瞬間でした。「陽子先生!この世界を一人でも多くの人に知らせたい!」「知らない人は損をする!」「私が知ってしまったからには多くの人に知らせる義務がある!」25年前の若い興奮状態が伝わりますね。今はその興奮が地下水のように脈々とたたえられた静かな流れになっていますが、陽子先生と多くの演者たちのその後のたゆみない努力の積み重ねが今や大河となって堂々と豊かに流れていきます。汲めども尽きせぬ魅力を秘めた「山崎陽子の世界」さぁ皆様とご一緒にその世界の中へ・・・

by 中條 秀子 | Posted in 未分類 | » |
2月 27th, 2015

皆様、ご無沙汰いたしました。朗読ミュージカル「山崎陽子の世界」のお知らせです。

朗読ミュージカル「山崎陽子の世界」は今年で25年目に入りました。四半世紀が経ちましたのでこのステキな世界のはじまりの物語を、今夜少しお話しさせて頂きますね。山崎陽子先生と私(オフィス・ディーバ中條)との出会いは故遠藤周作先生のご紹介によるものでした。当時私はTBSの”遠藤周作のトーク&トーク”という番組にアシスタントとして出演しており、遠藤先生が仲良しでいらした陽子先生を私にご紹介下さったのです。この世の中にこんなに素敵な方がいらっしゃるのか・・!!と本当にビックリ致しました。そのゴージャスで美しい陽子先生とこんなにも長くお付き合いが続くとはその時は知るよしもありませんでした。その初めての出会いから「山崎陽子の世界」がスタートするまで、又しばらく時間がかかるのでした。(お待たせしますがもうちょっと待って下さいネ)夫の転勤で北海道暮らしが数年あり、東京に戻って又数年。そして今から25年前、ついに運命の時が来たのです!当時芝パークホテルで司会の仕事をしていたのですが、ホテルの支配人から、アフタヌーンティパーティにお話しして下さる方を探しているというご相談のお電話にすぐに陽子先生がヒラめきました(ここが私のいいところ)案の定素晴らしいお話とチャーミングな陽子先生のティータイムは大成功!終わって陽子先生が私に「今ね、こんなことを始めたのよ」と一つのビデオを私にお渡し下さったのです(ここが陽子先生のいいところ!)このビデオこそ「山崎陽子の世界」のパンドラの箱、希望の玉手箱でした。この続きは又明日の夜に・・・2/27 0:45

by 中條 秀子 | Posted in 未分類 | 1 Comment » |